【外構・エクステリア工事のチェックポイント】よくある失敗例8選

こんにちは、木更津市の合同会社b・t・fです。

門扉、塀、アプローチ、駐車場など、家の外側にある構造物は外構と呼ばれています。
外構工事はこれらの構造物に関する工事のことで、必ずしもハウスメーカーではなく、外構専門の業者が請け負うことも少なくありません。
家の顔ともとられる外構ですが、要望を伝えるのに不十分だったり、周りの環境を考慮していなかったりすると、後から「困った」となりやすい盲点が潜んでいます。
新しくお住まいを建てられる方は、「内装や設備に気に取られて、外構はつい後回しになってしまった」ということになりがちです。失敗してしまうと、リフォームによる決して安くない出費を強いられてしまうことに……

今回は、そんな外構・エクステリアで起こりがちな失敗と、その対策についてご紹介します。

ちなみにエクステリアとは外構を含んだ空間・環境のことです。インテリアの逆とお考えいただければ、分かりやすいかと思います。

 


【失敗①】駐車スペースが使いにくい

・車のサイズと合わなかった
・カーポートが狭すぎて、駐車に時間がかかる
・構造的に縦列駐車が使いにくい

そんなことある? と思われたかもしれませんが、悲しいことに「あるある」です。
設計前に、車の大きさや、ドアが問題なく開けるスペースがどれくらい必要なのか確認しましょう。また、駐車するにあたって、道路の広さや侵入角度、導線も頭に入れておきましょう。ゆとりが大切です。


【失敗②】自転車を止める場所がない

・駐輪場を作り忘れた
・バイクにしたら駐輪スペースが足りない

子どもが小さいころは必要なかったかもしれませんが、多くの場合、自転車は家族の人数分必要になってきます。すると、車は入っても自転車が入らなかったり、取り出しにくい場所に止めるしかなかったり……
失敗①と内容が被ってきますが、こちらも余裕のある空間の設計を考えましょう。


【失敗③】防犯対策が不十分だった

・玄関ドアを開けたら中まで丸見えに
・カーテンを開けると道路からリビングが見えてしまう

特に開放的な外構を設計してしまった方に多い失敗です。
なるべく人の目に触れないよう、植栽や目隠し用のフェンスなどを導入してみましょう。


【失敗④】思ったより暗い

・おしゃれな照明にしたら、夜暗くなってしまった
・家の近くに街頭がなかった

暗くなってしまうと、防犯面にも関わってきます。
また、玄関前に階段がある場合は視界でとらえきれずに転倒してしまう危険性も。
夜に足を運んでみて、照明が当たる範囲やその数など、プランに問題がないか今一度考えてみましょう。


【失敗⑤】設備が不十分だった

・コンセントがなく、屋外で電気が使えない
・水道がなく洗車や水やりが不便

こちらも盲点になりがちです。
「いらないかな」と思って配置しなかった。水道はお庭には付けたけど、駐車場にも欲しかった。などなど。
予算が許せば、多めにつくっておきましょう。


【失敗⑥】手入れが大変

・草刈りや雑草抜き、剪定が大変
・害虫が発生してしまった

植栽が多い、芝生を取り入れたなどで引き起こされる失敗です。
見た目はおしゃれですが、意外とこまめなメンテナンスが必要で想定外だった、ということが起こりがちです。
遮蔽物としての植栽はないに越したことはありませんが、多すぎないかどうか見直してみましょう。
手入れの少ない品種はないか、業者に確認してみるのもいいでしょう。


【失敗⑦】雨対策を忘れていた

・カーポートから玄関までに濡れてしまう
・床が滑りやすい

最近は異常気象によるゲリラ豪雨など、大雨が多くなりました。
せっかく車でぬれずに済んだのに、肝心のわが家で雨にさらされるのはかなしいこと。車から降りて、玄関までに向かうまでの導線をチェックしましょう。
また、見た目の良さだけでなく、滑りにくい床材を検討しましょう。


【失敗⑧】前は良かったけど……

・階段が不便に
・子どもが大きくなり使い方が変わってきた

腰痛になったり、足を悪くしたりと、さまざまな理由で階段が苦痛になってしまうことが。
また、子どもが大きくなって活発に遊ぶようになり、飛び出しが懸念されるなどのケースもあります。
スロープの取り付けなどは、バリアフリー工事にあたりますので、自治体によっては補助金が出たり、減税措置の対象にもなります。


 

灯台下暗しで、外構は失敗しやすい要素を多く含んでいます。
小さな工事も受け付けておりますので、外構でお困りのことがございましたら、ぜひ当社までご相談ください。


一覧ページに戻る