そもそもサイディング工事ってなんだろう?

こんにちは、木更津市の合同会社b・t・fです。

太陽の日差しが厳しい季節になりましたね。
あまり知られてはいないようですが、太陽光に含まれる紫外線は外壁を傷める大きな要因とされています。
夏は雨も多く、外壁が最もダメージを受けやすい季節と言えるでしょう。

今回は日本の住宅で多く使用されている外壁材、サイディングの工事についてご紹介したいと思います。
老朽化している建物の外壁リフォームをお考えでしたら、ぜひご参考ください。


■サイディングとは

サイディングは専門用語のため、日常的にはなかなか聞く機会のない言葉かと思います。
これは建物の外側に張る仕上げ材のことで、一般的に外から建物を見ると目に入るものです。サイディングボードとも呼ばれています。
外壁にはモルタルなどといった塗り壁があり、以前はこの塗り壁の住宅が多数派でしたが、職人による高い技術が必要なうえに時間がかかっていました。
その後登場したサイディングは、このモルタルの抱える問題を解決する優れた建材でした。
サイディングは工場で製造後に建物の形に合わせて張り合わせるので、施工する人の技術はそこまで問われず、モルタルよりも高い耐久性を発揮したのです。このため、国内住宅の外壁シェア率はサイディングが9割近くになりました。


■寿命はどれくらい? メンテナンスは?

サイディングの寿命ですが、各種類ごとにこのような年数が発表されています。
以下の年数が過ぎていたら、サイディング工事が必要でしょう。

 

サイディング 寿命・耐久年数
窯業系サイディング 20~30年
金属系サイディング 20~30年
木質系サイディング 15~30年
樹脂系サイディング 20~30年

 

上記の寿命は適切なメンテナンスを行い、防水性・耐久性などが高い状態を保ったままである場合の年数なので、ずっと放っておいても大丈夫というわけではありません。
サイディングを保つためのメンテナンス時期は以下のとおりです。この時期は防水性・耐久性が弱まっているので、外壁塗装やシーリングの打ち替えなどの修繕を検討しましょう。
窯業系サイディングを例に挙げると、寿命30年の間に2~3回のメンテナンスが必要となります。

 

サイディング メンテナンス時期
窯業系サイディング 7~10年
金属系サイディング 10~15年
木質系サイディング 8~10年
樹脂系サイディング 10~20年

 


■サイディング工事は2種類

外壁を新しくするサイディング工事は2種類あります。
この工事はサイディングの住宅しかできない、というわけではなく、モルタル外壁の住宅でも可能なので、老朽化にお悩みでしたら建て替えをする前に一考の余地があります。

・張替え
古い外壁を取り外して、新しいサイディングを張り付ける工事です。
外壁内部を確認するので、損傷した内部を補修することができます。そのため、後に紹介する重ね張りよりも長く建物を守れるでしょう。これはどのような外壁でも工事ができます。

・重ね張り
カバー工法とも呼ばれます。
これは既存の外壁の上から、新しいサイディングを張る工事です。
張替えよりも工期が短く、廃棄物がでないことから、工事費用もリーズナブルに設定されていることが多いでしょう。
ただし、重ね張りは重量が増えることから、軽量の金属サイディングで行うことが主流となっています。
重量が増すと地震に弱くなってしまうため、窯業系に窯業系を重ねるなどは難しいでしょう。


■まとめ

サイディング工事は張替えと重ね張りの2種類の工事があります。
外壁の寿命が切れたり、台風などによるダメージが顕著であったり、モルタルからサイディングに変えたい場合はオススメです。

合同会社b・t・fは木更津市・市原市を中心に千葉県から関東一円で工事を承っております。
サイディング工事を含む外壁リフォームのほか、外壁塗装などのメンテナンスなどにも対応しています。
ご相談・お見積りは無料で行っておりますので、サイディング工事をお考えでしたらぜひお問い合わせください。


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